介護職の現場では、たくさんの専門用語を耳にしたり、見たりすることが多いかと思います。その中でも、読むのが難しい介護用語を集めて、「初級、中級、上級」で分けてみましたので、ぜひ読めるかどうかチャレンジしてみてくださいね!
また、介護のお仕事をしている方に向けて、読み方はもちろん意味についても詳しくご紹介いたします。
ということで!この記事は、
・難読漢字を読めるようになりたい方
・合わせて、意味もしっかりと知りたい方
・介護に関する知識を深めたい方
この記事を読むことで、
→難読漢字が読めるようになる
→介護用語の意味がしっかりとわかる
→読むだけで介護に関する知識が深まる
それではぜひ最後まで見てくださいね♪
「声がれ」のことを言い、様々な程度の声枯れを総称して嗄声と呼ばれています。症状は、かすれた声、しわがれた声、ガラガラ声など。タバコの吸いすぎや、お酒の飲み過ぎ、大きな声を出し続けたことが原因の生活習慣もあれば、何かの疾患が原因となって異常を起こしている場合もあります。
ベットなどに寝ることです。より細かく言うと、起き上がっている状態から、横になる姿勢に移行することを言います。
怪我や病気などにより、入浴が困難な方の全身や体の一部をタオルなどで拭くことです。身体を清潔に保ち、感染症を予防したりすることに加えて、爽快感、リラックスの効果があります。
食べ物を歯でよく噛み砕き、唾液と混ぜ合わせて飲み込みやすくする作業のことです。
口の中に残された食べ物などのかすのことです。噛んだり飲み込んだりする力の低下や、唾液の減少により、食べ物が口に残ってしまう状態のことを言います。
意識障害のひとつのことです。傾眠はうとうとしている状態のことで、肩をたたくなどの軽い刺激や呼びかけで、意識を取り戻しますが、その後しばらく放っておくとまた眠ってしまいます。
実際よりも早く老化の現象がみられる病気の総称のことです。症状は、見た目から全身に渡って老化現象が進んでしまいます。早期老化症とも呼ばれます。
人としての尊厳を保ったまま迎える死のことを言います。本人の延命治療を拒否する石を尊重し、延命治療を施さずに自然に最期を迎えること。
他の入居者様と同じ部屋で生活するタイプの部屋のことです。ひとつの部屋を2人〜4人で利用します。
寝ている状態から起きることを言います。病気が快方に向かい、ベットから離れていって生活の幅を広げていくこと。
腰や背中が大きく曲がって、背中が丸くなることです。骨の歪みによって、脊柱が前に倒れた状態のことを言います。加齢に伴う筋力の低下、猫背が進行してしまうことで円背になります。
寝たきりなどで体が衰えてしまい、関節が固くなり動きが悪くなる状態のことです。拘縮を起こすと、関節を動かす時に痛みが出てきてしまいます。
体の半身に麻痺や障害を追っている場合の、障害がない側のことを指します。障害がある側のことは患側(かんそく)と言います。
咳をした時などに喉から出てくる粘液状のものである『たん』そのもの、またはそのたんを吐くことです。
床ずれのこと。寝たきりなどが原因で、体の一部が体重によって長時間圧迫されたことにより、血流が悪くなったりして皮膚の一部が赤い色味をおびてしまったり、ただれたり、傷ができてしまう状態のことです。
動作の困難を補うための道具のことです。身体的な障害をもった方が日常生活などに置いて、可能な限り自分でできるように工夫して作られています。
健康な状態では害のないような弱い病原性の微生物による感染症のことです。がんやAIDS(エイズ)、抗がん剤による治療、抗菌薬の長期服用などにより免疫機能が低下している人に生じます。
水虫のことです。白癬菌(はくせんきん)というカビが足の裏の皮膚に増殖し起こる感染症で、カサカサと皮がむけてしまったり、指の間が白くふやけたり、水疱ができたりなどの症状があります。
口をすすぐ、うがいのことです。
体の一部を温める看護技術のことです。血流を改善したり、新陳代謝を促して炎症を沈めたり、老廃物の排出を促したり、筋肉の緊張を緩和させたりして肩こりや筋肉痛などの効果があります。また、心地よい暖かさなのでリラックス効果もあります。
仰向けに寝ている状態のことです。背臥位(はいがい)とも言います。
水回りに多く生息し、病気などで抵抗力が低下していると感染してしまう菌のことです。感染すると、 高熱や、寒け、震え、発汗などがおこります。重症の場合には、血圧降下、無尿、敗血症性ショックをおこすことがあります。
手術により、腹部に小さな穴を開けてチューブを通し、胃に直接栄養を注入する医療装置のことです。口から食事を取れない方や、意思の疎通が難しくなった寝たきりの方などに対する栄養補給方法になります。
血液が手足の先まで行き届かなくなってしまい、壊死(えし)した組織が乾燥したり感染したりして、その部分がくろや緑色に変色し、腐った状態のことです。
炎症、組織内の出血などが原因で、組織であったり臓器や期間が膨らんでしまい、体の一部が腫れ上がる状態のことです。
呼吸をする際に、「ヒューヒュー」「ゼーゼー」などと音がすることです。空気の通り道である、気管や気管支が狭くなってしまうと、呼吸をする際に無理に空気が通ります。なので、喉が笛のようになっている状態となり、呼吸音が発生します。
おむつの中にある便を素手で触ったり、その触った手で服や壁、床などあちこちに便を擦りつけたりする行為のことです。認知症の症状のひとつになります。
げっぷのことです。胃の中に溜まったガスが食堂・口腔を通って、音を伴って体外に排出される現象のことを言います。生理的に出ることもありますが、空気嚥下症や胃酸過多症によることもあります。
介護の現場でよく使われているけれど、読むのが難しい介護用語を集めて、ご紹介させていただきました。みなさんはいくつわかりましたか?実際の現場では様々な専門用語が使われていると思います。今回読めなかった介護用語はぜひ覚えてみてくださいね!皆様の日々の業務に、少しでも参考になればとても嬉しいです♪
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