介護施設に行くとき、どんなイメージを持ちますか?白い壁に白いベッド、決まった時間に決まったメニューを食べる…
そんな単調で退屈な生活ではありませんか?
しかし、介護施設に行くということは、必ずしもそういうことではありません。実は、日本には本場のラスベガスを再現した、華やかで楽しい介護施設があるのです。それが、「デイサービス ラスベガス」です。
この記事では、「デイサービス ラスベガス」の特徴や魅力についてご紹介します。
「デイサービス ラスベガス」は、日本シニアライフ株式会社が運営する、介護が必要な高齢者向けの通所介護施設です。
この施設では、「ゲーミング」の要素を取り入れたサービスを提供しています。「ゲーミング」とは、教育訓練や理論的研究のために、現実に起こっている事象をモデル化し、ゲーム形式にしたものです。
例えば、カジノやビンゴなどのゲームを通して、計算力や記憶力などの認知機能を向上させたり、コミュニケーション能力や自主性を育てたりすることができます。
「デイサービス ラスベガス」では、「楽しくなければ続かない」というゲーミングの理念を最大限に活用し、パチンコ、麻雀、ブラックジャック、スロットなど、様々なゲームを楽しみながら、機能訓練や認知症予防に取り組むことができる、介護施設です。
※写真はイメージです
「こんな介護施設にいきたい!」と話題の、デイサービスラスベガスの魅力について、見ていきましょう。
「デイサービス ラスベガス」では、黒色の乗用ワンボックスカーを送迎車として利用しているそうです。
これは、利用者が「ラスベガスに行くんだ」「楽しいサービスに行くんだ」という思いを持ってほしいという願いからだそうです。
また、近所に知られたくないという利用者の声にも応えているそうです。
一見デイサービスの送迎車とは思えない、質感の高い黒ベースの送迎車は、利用者にとって特別な場所へ行くという気分を高めてくれます。
「デイサービス ラスベガス」では、専任のアスレチックトレーナーが考案したオリジナルのストレッチや、ゲームを通して行う部分運動や個別機能訓練など、様々な機能訓練プログラムを提供しています 。
これらの機能訓練は、利用者が楽しく取り組めるように工夫されており、「運動することは気持ちよい」と感じてもらえるようになっています。
また、機能訓練で得た、施設内通貨「ベガス」を使って、レクリエーションやお食事などで選択できるメニューを増やすことができます。
これにより、利用者は目的を持って運動に取り組むことができます。
「デイサービス ラスベガス」では、カジノやビンゴなどのゲームを中心としたレクリエーションを行っています 。
これらのゲームは、利用者が自ら考え判断し、計算や記憶などの認知機能を使うことで、脳機能の活性化に効果的です。
また、ルールの遵守やゲームを通しての交流などで、コミュニケーション能力や自主性も育まれます。さらに、勝ったり負けたりする感情に刺激を与えることで、楽しみながら脳機能を活性化することができます。
「デイサービス ラスベガス」では、専用のユニフォームを身にまとった介護職員の介助を受けながら、お一人様ずつゆっくりと入浴して頂くことができます 。
この入浴施設は「ベガスパ」と呼ばれ、お体への負担も軽く、介護職員とお話をしながらゆったりとしたお時間をお過ごしいただけます。また、比較的自由なスケジュールを組むことで、利用者のご希望に合わせて入浴することができます。
お風呂は皆様大変楽しみにしてみえるため、施設や介護職員の衣装にもこだわり、よりいっそうリラックスして頂けるようになっています。
「デイサービス ラスベガス」では、お食事サービスも「選べるメニュー」を基本にしています。
利用者に「選択できる喜び」を提供するとともに、栄養バランスや食事の量も考慮しています。
また、お食事時間には、利用者同士が楽しくお話していただいているのも、この介護施設の特徴です。
機能訓練で得た「ベガス」を使って、さらに豪華なメニューを選ぶこともできます。
介護施設「デイサービスラスベガス」の気になる利用料金はどうでしょうか。
あくまでも介護保険のサービスなので、利用料金は他のデイサービスと変わりません。
実際利用者が負担する利用料金は、1割~3割となります。
おおむね下記の通りとなるでしょう。
※デイサービスにより詳細は異なりますので、詳細はそれぞれ確認してください。
要介護1・・・400円~700円
要介護2・・・450円~800円
要介護3・・・500円~950円
要介護4・・・550円~1100円
要介護5・・・650円~1200円
要介護1・・・800円~1400円
要介護2・・・900円~1600円
要介護3・・・1000円~1950円
要介護4・・・1100円~2200円
要介護5・・・1300円~2400円
要介護1・・・1200円~2100円
要介護2・・・1350円~2400円
要介護3・・・1500円~2850円
要介護4・・・1650円~3300円
要介護5・・・1950円~3600円
「デイサービス ラスベガス」は、本場のラスベガスを再現した、華やかで楽しい介護施設です。
ゲーミングの要素を取り入れたサービスを提供し、利用者が自ら楽しく機能訓練に取り組めるようになっています。
送迎サービスやお風呂、お食事などもこだわりがあり、利用者の満足度は高いです。
介護施設に行くなら、「デイサービス ラスベガス」のような楽しめるところを探すのもいいかもしれません。
(2023年時の情報です)
今回は「カジノ型デイサービス」のご紹介でした。
最近はデイサービスの多様化が徐々に進みはじめ、ニーズにあった様々なサービスが生まれています。
それらの一部も、少し見てみましょう。
ナイトデイとは、夜間にもデイサービスを提供する介護サービスのことです。
ナイトデイは、介護保険外の自費サービスとして、一部の事業所や施設で行われています。
ナイトデイのメリットは、以下のようなものがあります。
- 夜間にも介護が必要な利用者や家族にとって、安心感や休息効果が得られる。
- 日中のデイサービスと同じ場所で宿泊できるので、利用者にとっては環境の変化が少なく、慣れやすい。
- 夜間にも様々な活動や交流ができるので、利用者にとっては楽しく充実した時間を過ごせる。
ナイトデイの利用方法は、事業所や施設によって異なりますが、一般的には以下のような流れになります。
- 日中のデイサービスを利用した後、そのまま宿泊する。
- 夕食や入浴などの生活支援を受ける。
- 夜間にも趣味活動やレクリエーションなどを行う。
- 睡眠時には安否確認や排泄介助などを受ける。
- 翌朝に朝食や整容などを受けた後、送迎車で帰宅する。
ナイトデイの費用は、日中のデイサービス費用に加えて、宿泊費や食費などがかかります。
費用は地域や事業所によって異なりますが、一泊4,000円から5,000円程度のところが多いようです 。ナイトデイは保険外サービスなので、利用する際には事前に費用や内容を確認しておくことが大切です。
ナイトデイは、高齢者向け介護サービスの中でも新しい取り組みの一つです。夜間にも介護が必要な方や家族のニーズに応えることができるサービスとして、今後も広がっていく可能性があります。近隣にナイトデイを提供している事業所や施設があるかどうか、ケアマネージャーやインターネットなどで調べてみてはいかがでしょうか。
デイサービスには、短時間で利用できる半日型や、次に紹介する特別型など、様々な形式があります。
適切なタイプを選択できるように、予備知識を備えておきましょう。
最近では、特殊なタイプのデイサービスも多数生まれています。
例えば、施設内にボルダリング設備があり、楽しみながら筋力を鍛え、機能訓練をおこなうデイサービスもあります。
特に、昔はよく運動をしていたという利用者さんにとっては、毎日が楽しみになるかもしれません。
また、介護計画に予め旅行や遠足といった外出行事を組み込んだ、興行型のデイサービスも出てきています。
旅に出る機会が少なくなってしまった高齢者も、外出の支援を受けながら旅行に行けるとしたら、それは本当に素晴らしいことですね!
山口県山口市に所在する、『夢のみずうみ村』というデイサービスも、
カジノやルーレットを利用したリハビリ型デイサービスを運営しています。
この施設も事業所内通貨があり、楽しみながらもリハビリができる仕組みにすることで、利用者の健康維持を強化しているようです。
全国でも、今後は増えていきそうですね。
素晴らしいコンセプトの介護施設でしたね。
楽しみながら通えば笑顔も増え、より元気に、健康的になるかもしれません。家族も安心できるだろうと感じました。
日本全国でもこのような楽しめる介護施設が増えていけば、皆さんの未来も、もっと楽しくなるかもしれません。
ふくみっとは、日本の医療福祉施設を応援しています。