2023年8月15日投稿
転職をする際、履歴書や面接において、自己PRは必須の項目です。しかし、重要であることは理解していても、「何を書いたら良いのかわからない…。」と悩んでいる介護士さんも多いのではないのでしょうか?
ということで!この記事では以下のような疑問について解説しています。
・自己PRって何?考え方がわからない…。
・面接で使える、効果的な自己PRを考えたい。
・参考にできる例文が知りたい
この記事では、
→自己PRについての基礎知識、考える際の準備、ポイントをお伝えします。
→面接に効果的な採用担当者に響く自己PRの考え方をまとめました。
→参考にできる例文も紹介しています。
今まで2万人を超える医療、福祉、介護、保育に関わる方達の相談を聞き、転職のお手伝いをしてきました。そんなふくみっとがお伝えする自己PRのポイント、ぜひ参考にしてみてくださいね!
自己PRとは、簡単に言うと「自分の強みをアピール」すること。自分自身の能力、人柄、経験などの強みを踏まえた上で、「何が得意なのか」「どのようなことで貢献できるのか」といった、自分を採用する事のメリットをアピールすることができる項目です。
ここで一つ注意点ですが、自分の魅力のみをアピールすることだけが自己PRではなく、相手に評価されるものをアピールしましょう。
よく混同される自己PRと志望動機について、似ているようで意味が違います。こちらも合わせて理解しておきましょう。
【自己PRは「自分の強みをアピール」すること】
今、自分が持っている能力や経験などを言語化し、相手に自分自身を知ってもらうための項目です。
【志望動機は、「なぜここに入社したいのか」を伝えること】
他にもたくさんの企業がある中で、なぜここを選んだのか、何をしたいのか、どのような貢献ができるのか、などを伝える項目です。
似ているようで違いますよね。ですが、この2つに一貫性がないのもいけません。こちらについては後ほど、自己PRを考える時のポイントの項目で詳しく解説しています。
では、介護職向けの自己PRとは一体どのようなことをアピールすれば良いのでしょうか?
当たり前ではありますが「介護職に就きたい!」という気持ちを、熱意を持ってアピールする必要があります。
また、自分の強みや資格、経験をどのように現場で生かすことができるのかを伝えましょう。介護職未経験の方は、今まで経験してきた事がどのように介護職に生かせることができるのか?どのようにアピールできるのか、を考えて伝えましょう。
まずは、今まで働いてきた中での経験を振り返ってみましょう。コツとしては、整理しやすいように時系列順で考えていくのがおすすめです。紙やスマートフォンなどに書き出すとよりわかりやすくなります。
どのような施設形態で働いてきたのか?年数や役職がアピールできるポイントとなります。また、未経験の方の場合でも、前職での経験や仕事に対する姿勢が強みとなるかもしれません。
今まで経験してきたことを振り返った上で、自分の性格や特徴も合わせて、アピールできるポイントは一体なんなのか理解しましょう。
ぜひこちらの「自己PRでめっちゃ使えるキーワード一覧」を参考にしてみてくださいね。
あなたがとても素晴らしい人物だったとして、それをアピールすることはとても良いのですが、一つ注意があります。
それは『応募先が求める人物像に合っていなければ意味がない。』ということです。せっかくアピールできても、採用担当者に響かなかったら、無駄になってしまいますよね。
なので、まずは応募先の募集要項をよく見ましょう。その上で応募先のホームページやSNSがあればチェックし、その職場の雰囲気や、求められている人物像を深く理解することが大切になってきます。
あなたが自身が経験したことを活かしましょう。リアリティのあるエピソードを具体的に交えることで、あなたのオリジナルの自己PRとなり説得力が増すので、採用担当者の印象に残る自己PRになります。
アピールをするために、強みをたくさん伝えてしまいがちですが、多くても3つまでに絞るようにしましょう。あれもこれもと盛り込みすぎて、「最終的に何を伝えたかったのだろうか?」と思われてしまうと残念な自己PRになってしまいます。要点を抑えて、より簡潔に伝えることを心がけましょう。
これまでの項目だけだと、あなたが実際に働いた時を想像することが難しいため、どのような思いで仕事に向き合い働くのか、どんな立場を目指すのかを考え伝えることも大切になってきます。
先ほど、自己PRと志望動機の意味の違いについてお伝えしましたが、違うからと言って、一貫性がないのはマイナスになります。「なんとなくこれでいいか。」という風に考えてしまうと一貫性がなくなってしまうので気をつけましょう。
採用担当者は、「どうしてうちに面接にきたのか?」「長く働くことはできるのか?」「介護職への興味はあるのか?」「働く熱意はあるのか?」を面接や履歴書から判断しています。すぐに辞めてしまったり、やる気のない人は採用しようとは思いません…。その施設で実際に働くことを想定し、熱意が相手に伝わるような自己PRになるように意識しましょう。
自己PRを書く前に準備しておくこと3つでもお伝えしましたが、その企業が求める人物像とズレていないか意識しましょう。採用担当者は、そこもしっかりと見ています。良い自己PRができたとしても、求める人物像からズレていると不採用になってしまったりします。
以上を踏まえた上で、「一緒に働きたい」とイメージしてもらえるようにすることがとても大切です。自己PRが出来上がった際に、「自分が採用担当者ならどう思うだろう?」と、読み直してみると良いかもしれませんね。
熱意を伝えることが大切だとお伝えしましたが、そこばかりに集中してしまい、中身が薄くなっていないか確認しましょう。
例えば、「私は責任感があります。」と伝えるだけの漠然としたアピールはやめましょう。「責任感が強いこと」が、どのように仕事の役に立つのかまで伝えるようにしましょう。ここで少しポイントですが、あなたの具体的なエピソードを交えることで、より良いアピールとなりますので、そこまでしっかりと考えてみるといいでしょう。
あなたの強みを伝える際に、あなたと比べて活躍できていなかった人に対しての批判的な意見を言ってしまうのはNGです。そのようなことを聞いた採用担当者は「この人を採用すると、他の職員と上手く行かないのではないか?」と思います。
また、介護職を選んだ理由を伝える際に、他業界へのマイナスイメージを伝えたり、他社の批判的な意見を伝えるのもやめましょう。
数ある職種から、なぜ介護職を選んだのか?がいまいちわからない自己PRは避けましょう。例えば「飲食業の経験があるので、接客が得意です」とだけ言われても、採用担当者からするとピンとはきません。その自己PRなら介護職でなくても、どこでも使えてしまうからです。「接客が得意」なのであれば、それがどう介護職に生きるのか、まで伝えることができれば良いでしょう。介護職に関係なかったり、絡めることが難しい場合は別の自己PRを考えましょう。
この記事でもこの後に例文を紹介しますし、他のサイトでもたくさんの例文がありますが、それをそのまま使うのは辞めましょう。採用担当者は数多くの面接を行ってきているので、例文そのままの自己PRはすぐに気づかれます。あくまで参考程度にしましょう。
ここからは、経験者と未経験者の自己PRの例をご紹介いたします。
私はデイサービスで3年間働き、介護職としてのスキルを高めてきました。その中でも特に、レクリエーションの企画に力を入れ、ご利用者様に喜んでもらえるものを開催して参りました。当初はなかなか参加していただけなくて落ち込むこともありましたが、ご利用者様とのコミュニケーションをこまめに取り、ご要望をお聞きし、他のスタッフとも連携し盛り上げ方の工夫を行ったところ、当初に比べて、参加率をあげることができました。
貴事業所でもこれらの経験を生かし、ご利用者様に楽しんでいただきながらQOLの向上に貢献できればと思っています。
→経験者の場合は具体的なエピソードを盛り込みましょう。「その結果どうなったのか?」「その経験によりどのような活躍や貢献ができるのか?」を伝えると効果的な自己PRになります。
私はこれまで清掃業に勤めていました。力仕事や体を使う業務が多かったため、体力には自信があります。また、夜勤でも働いていたので、夜勤シフトにも対応可能です。介護業界は未経験ですが、専門的な知識を学びながら、前職で培った体力を生かし、ご利用者様に安心していただけるような介護サービスを提供していきたいと考えています。
→強みを「体力がある」に絞り、それがどのように役に立つのか?を伝えました。今回の場合だと夜勤で働けることや、ご利用者様の安心(身体介助の面など)に繋がることが伝えられています。このように、前職のスキルが介護職や、応募先に貢献できることを伝えることによって、未経験の場合でも印象的な自己PRになると思います。
介護職での自己PRの準備、ポイント、NG、例文についてご紹介いたしました。
自己PRは、選考の結果に関わる重要な項目です。しっかりと応募先が求める人物像を理解し、正しいアピールができるように意識しましょう。
また、例文をそのまま使うのではなく自分の言葉で伝えることが大事になってきます!
採用担当者に「一緒に働きたい」と思ってもらえるような素敵な自己PRを作成しましょう。
「ふくみっと」は介護・医療・福祉の求人を専門に全国の求人を掲載しています。
是非チェックしてみてくださいね!
都道府県別でお探しの方はこちらから↓
北海道・東北
北海道(3981) 青森県(638) 岩手県(739) 宮城県(1734) 秋田県(599) 山形県(601) 福島県(826)
関東
茨城県(1668) 栃木県(1545) 群馬県(973) 埼玉県(3368) 千葉県(2329) 東京都(8447) 神奈川県(3668)
甲信越・北陸
新潟県(1574) 富山県(637) 石川県(736) 福井県(520) 山梨県(480) 長野県(1194)
東海
岐阜県(1165) 静岡県(2271) 愛知県(3818) 三重県(1070)
関西
滋賀県(1238) 京都府(2704) 大阪府(7238) 兵庫県(3463) 奈良県(1753) 和歌山県(548)
中国・四国
鳥取県(746) 島根県(526) 岡山県(1695) 広島県(2490) 山口県(1131) 徳島県(776) 香川県(1865) 愛媛県(1487) 高知県(516)
九州・沖縄
福岡県(4301) 佐賀県(686) 長崎県(1070) 熊本県(1538) 大分県(898) 宮崎県(951) 鹿児島県(1460) 沖縄県(1155)