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三枝、Kubota
蚊やハエを叩くときは、
物体の正面から叩けば1発で終了すると思う。
どうも、いつもお世話になってます。
ふくみっとの中の人です。
今回は特別企画として【番外編】を送りできればと思います。
今回インタビューしてきたのは、
現役の【福祉学生】の皆さんです。
京都医療福祉専門学校に通う、
現役の学生さんで普段から福祉のことをみっちり学ぶ側の「いま思うこと」についてお話を伺ってきました。
すごいラフな感じで、
いつも以上にラフになりましたが、温かい目で見守ってください。
人物紹介:稲葉さん
将来の夢は「脳の支配者。」
出会う人全ての方にブレインダイブすること。
人物紹介:浦崎さん
好きな言葉は「人生のレールは自分で引くもの。」
「反面教師」
老後に「シボレー3100」を乗り回すのが夢。
人物紹介:水元さん
霊長類全てをこよなく愛す。
ボーダーレスの世界になることを望む。
親に昔から
「困っている人がいれば、手を貸しなさい。」
と言われ続けた。
Kubota: 簡単に自己紹介お願いしてもいいですか?
浦崎さん: 京都医療福祉専門学校の浦崎です。鉄筋家族の方は浦安です。私は「浦崎」です。
稲葉さん: 私も同じく京都医療福祉専門学校の稲葉です。よく「B’zの?」って振られますけど、勘弁してほしいです。
水元さん: 私も同じ学校です。水元です。音読みだと「スイゲン」です。よろしくお願いします。
Kubota: 皆さん引き出しが豊富ですね(笑)いい感じのインタビューになりそうです! まあラフにいきたいんで、お茶しながらお話しましょうか。
Kubota: 今通ってはる京都医療福祉専門学校に入るきっかけってなんかあったんですか?
浦崎さん: 私は元々保育士になりたかったんですけど親に反対されたんです(笑)
冷静に考えて、福祉関係なら児童の分野もあって、小さい子に関わっていけるかなと思い福祉の専門学校を選びました。
稲葉さん: 私は元々心理カウンセラーになりたくて、でもそうなるには大学と大学院に通わないとなれないんです。
でも今の学校だと精神保健福祉士っていう国家資格が取れるんです。
それなら精神保健福祉士の方が手っ取り早いと思い、今の学校に決めました。
水元さん: 私は昔から人と関わる仕事がしたかったんです。
その中でも「人の相談に乗る」ってことが特にしたくて、社会福祉士になると相談員になれるので今の学校を選びました。
Kubota: なるほど! 三者三様で面白いですね!時間もお金もシビアになりますからね。Time is Money とも言いますから。
Kubota: 実際通われてもう卒業だと思うんですけど、学校に通っていてビックリしたこと、記憶に残っていることってありますか。
稲葉さん: 座学ではほとんど無いんですけど、実習先でビックリしたことはありますね。
重度認知症の施設に行ったんですけど、施設の利用者さんが、今喋ったことが3分後には忘れていることが初めて衝撃だったことです。
1週間実習あったんですけど毎日初めましての状態でしたね。(笑)
Kubota: 今までインタビューしてきた方々も認知症の方の印象について話してくれましたね。
浦崎さん: 私が実習先で行った精神科病院とかだと、今まで穏やかやった人が急に暴れだしたりとかは印象に残っています。
それに臨機応変に対応する力は必要不可欠だと思いましたね。
Kubota: 情緒が安定されていないってことですよね。
学校の成績がいくら良くても、対人とのコミュニケーション能力が無能やったら、なかなか社会では難しいですから。
浦崎さん: そうですね。
水元さん: 私は施設の利用者さん同士の喧嘩が衝撃でしたね。
それを止める職員さんの対応とかが平等に接する必要があるので大変やなと感じました。
どっちの立場にもならないといけないし、一番冷静にならないといけない立場ですし。
Kubota: ほんとに、さ、三者三様ですね〜(笑)
三枝: 実際行かないと分からないことばかりですよね。
コロナが無ければ僕たちも1日体験などに行きたいのですが。
※決してやらしいインタビューではございません。
そういうのを想像させてしまうような
表情になってしまったことは、
この場を借りてお詫びします。
申し訳ございません。
Kubota: いろいろ実習に行かれたりとか学校で勉強された上で、就職先を決めた理由を教えてください!
浦崎さん: 第一志望だった地元の施設に就職するんですけど、第一志望に決めた理由は、面接は合計して3つぐらい受けたんですけど、その中でも職員さんが良いところがいいと思ってて、見学に行った時に私への対応の仕方とか、優しくて面白かったのでそこにしました。
三枝: そうなんですね!
現場の職員さんからすると、全く何も知らん子が見学に来て、ちょっと面倒くさいと思うかもしれないですからね。
所感というか、現場の雰囲気と人の良さなんですね。
たまに現場の雰囲気エゲツない施設もありますもんね。
こう五感を通して伝わってくる感じというか。
逆に良くない施設はありましたか?
浦崎さん: ありました(笑)面接で学校名を言ったときに、面接官に「専門学校か……フンっ(笑)」と鼻で笑われたことがあります。
※本人はこんなこと思ってないかもしれませんが、
代表して心の声を叫ばしていただきました。
Kubota: そんなとこもあるんですね。
感じ悪いですね〜(笑)
僕が浦崎さんの立場やったら、心の中で面接官の手と足の爪を全部剥がしてやろうかと思いますね(笑)
ま、実際はそんなことしないですけどね。
浦崎さん: 実はそこも内定を頂いたんですけど、丁寧にお断りしました。(笑)
三枝: 行かなくて正解だと思います(笑)中には厳しい人もいるんですね。
水元さん: 噂ですよ?あくまで噂ですけど。
噂では、実習中だけ良いように接している施設さんもあると聞くので、信頼できる情報が欲しいですね。
松原: 信じるか信じないかはあなた次第。ってやつですね。
騙されたって言い方なのか分からないですけど、実際のギャップが激しいと怖いですね。
稲葉さん: 私は京都ですけど、奈良に近い京都南部の施設に就職しました。
去年たまたま専門学校の先輩が紹介に来て下さったので、障害者施設の存在を知って2年生になってから1回見学に行ったんですよ。
そしたら”とにかく”施設が綺麗で、職員さんも中を通るたびに元気な挨拶をしてくれて、福利厚生も非常に良くて、週休三日もあるんですよ!(笑)
金銭的にもいいし、家からも通えるし、やっぱり雰囲気が非常に良かったですね。
あと小さな気遣いも(笑)
この前はバスが一本しかなくて、乗れなかったんですよ、そのとき職員さんがわざわざ車を出して送ってくれたんです!最&高ですよね。
三枝: 条件面の良いところが伝わってきました(笑)
それでも共通して雰囲気は大事なんですね!
水元さん: 私もはじめは興味がなかったんですけど、2年生の後半から児童に興味を持ち始めました。
そこで就職活動を始めた時に、学校の先生が紹介してくれたところに見学に行ったときに、雰囲気も良くて、面接を受けたんですけど、ガチガチの硬い面接じゃなくて、「地元はどんな雰囲気ですか?」とか「どんなアイドルが好きですか?」みたいな人柄を探ってくれるような面接だったので、それがとても印象に残りましたね。
この施設でやっていけるかなと感じました。
三枝: やはり雰囲気!されど雰囲気!(笑)人柄は本当に大事ですよね。
三枝: 皆さん就職活動はいつ終えられたんですか?
浦崎さん水元さん稲葉さん: だいたい夏にはもう終わってましたねー。
三枝: 就職が決まったのはいつですか?
あれは…夏の日の1993くらいですか?
あ、すみません。それはclassの方ですね(笑)間違えました。
浦崎さん: (笑)2年生の夏くらいですね。
Kubota: 就職活動はどれぐらいの時期から初めて、どんな感じで進めていくんですか?
浦崎さん: みんな、2年生の6月くらいに始めだして2、3ヶ月ぐらいですね。
Kubota: それは、学校側から就職活動を進められるのか、自発的に始めるのか?
浦崎さん: 周りがやり始めたから自分もやり始めました(笑)
正直流れに乗って「あ、そろそろやららなー」って感覚でした。
Kubota: 学校からは就活に対してあまり言われない感じですか?
浦崎さん: 学校の先生も、私達の分野を見て紹介はしてくれます。
でも自分から聞きに行かないと何にも教えてくれないですね。
Kubota: もう何千人、何万人とかの生徒を教えてると、日々のことで流れ作業になるんですかね。
一人ひとりに向き合ってていうのも難しそうですもんね。
具体的に就職活動ってどのような動きをされましたか?
浦崎さん: ネットとかで自分の気になる施設を探して、おもむろに携帯を片手に電話して「見学に行かしてくださいっ。」と言って、見学した中の施設でいいなと思った施設の求人とかを改めて見てみて、応募して面接という感じです。
Kubota: その施設はどうやって見つけるんですか?
バイトとかだと求人情報アプリとかを使って探すと思うんですが、そんな感じのものがあるんですか?
浦崎さん: 福祉専用のアプリとか、先輩の就職先のリストを見て探します。
三枝: 皆さん、そのアプリを使ってるんですか?
浦崎さん: 使ってる人は使ってると思います。
学校がおすすめのアプリとか教えてくれます。
三枝: お二人はどうですか?
稲葉さん: 私は、最初に先生に相談して家から通いたいことを伝えたら、先生が「ここの施設いいんじゃない?」で紹介されて、そこはダメだったんですけど、もう一つ紹介されたところを先生からめちゃめちゃおすすめされて、決めました。
全部先生の紹介です。先生万歳。
三枝: そうなんですね!水元さんはどうですか?
水元さん: 私は、関西圏を中心に探してたんですけど結局、先生の勧めてくれるところにしました。
私もやっぱ先生ですね。先生BANZAI。
三枝: バイト探しのような、情報が集約されたサイトは現状ないんですか?
浦崎さん: 施設によっては、施設のサイトから応募できるところはあるけど、結局通話料の掛かる電話の方が早いのでみんな電話でしました。
三枝: 正直施設サイトが見にくかったり、いまいち分からないサイトも多いですよね。
あと情報が全然更新されてなかったりとかしたら大丈夫なんかな?ってなりますよね。
三枝: 話変わるのですが、学校の魅力とかありますか?
稲葉さん: 緩いところですかね(笑)
三枝: 今の学校を選んだ理由はなんだったんですか?
稲葉さん: オープンキャンパスが楽しかったです!
すごく写真を撮る学校で、広報の先生が良い人で面白い!
先輩方もキャンパスライフを楽しんでる雰囲気がめっちゃあって、私達もこの学校入ったら同じように楽しいだろなと思いました。
水元さん: あと、イベントが体育祭とかBBQとかあって楽しかったですね。
Kubota: イベントが充実してるんですね!
浦崎さん: あと、社会福祉士と精神保健福祉士の資格が2年で取れるのは関西でそこしかなくて。
学費も4年間通うよりも2年間通う方が安く済むので(笑)
Kubota: やりたいこと決まってるんやったらギュっと2年間で学べた方がね、経済的にもいいですよね!
まあなんて言ったって Time is Money ですからね。
三枝: 今度、学校行く時は推してはりましたって言っときますね。(笑)
Kubota: 最後に、これから進路に迷ってる学生とか、未来の子供達に一言お願いします。
稲葉さん: なんか悩んだら周りに相談してください。
友達、家族、バイト先の人、先生、通りすがりの人、悩み聞いてくれるバイトしてるひと、携帯ショップ店員、マンションの隣の人、とにかく周りを見てみれば頼れる人はいっぱいいます。一人で悩まず、まずは相談。
水元さん: 世間一般的にどういうイメージを持ってるのか知らないですけど。
障害を持ってる方々は思ってたよりもかわいいです(笑)
怖いとか、ちょっと関わり方が分からないと思う人いっぱいおるし、私もそう思ってたけど、結構密に関わってみたら、かわいいなって。
Kubota: まあ知らない人と密になると小池都知事に怒られますけど。
かわいいって?
水元さん: 純粋やし嘘は絶対つかないんで。
かわいいというか、別に怖くないよっていう。
偏見を持たれがちやけど、ひとりの同じ人間なんでね。
私達より少しハンディがあるかもしれないけど、それ以前にまず、同じ人なんで。
Kubota: コロナがどうたら、接待問題やら、オリンピック委員会元会長の問題発言から、野々村議員、佐村河内守とか、いろいろ殺伐としたこの世の中では貴重な存在かもしれません。
浦崎さん: 仕事って世の中いろいろ業種ありますけど、他の業種よりは多分、感謝されることが多い気がします。
泣きながらありがとうって言ってくれる利用者さんとか全然いるし。
直接ありがとうって言ってもらえるっていうのは嬉しいですね。
三枝: そうなんですか。大人になると変に言えなくなって、意固地になる人とかもいますもんね。
挨拶自体しない人とかもいますもんね。
僕たちもちゃんと言葉にして伝えていきます。大好き。
浦崎さん: やりがいはめちゃくちゃあります。
ありがとうございました!!
京都医療福祉専門学校は国家資格
または専門資格を複数取得でき、
就職にも強い、専門学校です。
心理カウンセラー、精神保健福祉士、
社会福祉士、介護福祉士など、
子どもから高齢者の生活や心の支えになる
仕事に就くことができる学校です。
京都医療福祉専門学校のサイトへは